ダイヤモンドの基礎知識

ダイヤモンドは炭素の同素体で、炭素が結晶構造になってできているシンプルさに特徴があります。

また複数の面を持つ結晶構造をしていて、摩擦や傷に強いという性質を発揮します。

研磨にも用いられるほどの硬さですから、簡単に傷をつけることはできませんが、高いところから叩きつけたりハンマーで叩いたりすると割れます。

ダイヤモンドには、割れやすい方向というものがあるので、そこに刃物などを当てると軽く叩くだけでも割れてしまいます。

しかし、その点を除けば弱点らしい弱点はなく強酸性の薬品に触れても変化しませんし、何らかの方法で溶かすといったこともまず不可能です。

他にもダイヤモンドの内部は高屈折率で光の反射が起こること、熱が伝わりやすい一方で電気が流れない絶縁体などの特徴があります。