もう傷つけない!ダイヤモンドの取り扱い方と注意点

ダイヤモンドは鉱物の硬さの指標となるモース硬度で唯一の10なので、乱暴に扱っても大丈夫だと思っている人は少なくないでしょう。

でも、硬いからといって傷つかないわけではありません。

ここで言う硬いというのは擦ったり引っ掻いたりするときの強さのことで、衝撃を加えれば割れてしまうし同じ硬さのダイヤモンド同士を擦れば傷つきます。

それで、ダイヤモンドの美しさを損なうことがないように取り使うためには、どうすればいいのかというと素手で触らないように手袋やピンセットを用意しておきましょう。

そしてダイヤモンドを落として傷つけないように、クッションとなるような柔らかい布などを下に敷いておくともしものときには安心です。

複数個をもっているときでも、擦れないように一個ずつ扱います。

注意点としてはダイヤモンドは温度変化に弱いので、ストーブなどの近くで取り扱うのは駄目です。

コーヒーなど熱い飲み物も我慢しましょう。

ダイヤモンドの価値はどうやって決まるのか?4Cとは?

ダイヤモンドと一口に言ってもその価格は様々ですが、その価値を評価する指標が「4C」です。

4Cとは、G.I.A(米国宝石学会)が定めたダイヤモンドの評価指標で、Carat(カラット)・Color(カラー)・Clarity(クラリティ)・Cut(カット)の4項目から構成されます。

カラットは、宝石類全般に使われる重量の単位で、1カラットが200ミリグラムと定められています。

カラーは、文字通り色の評価項目です。

基本的には無色透明なほど評価が高く、DからZまでのランクがあります。

クラリティは、透明度を測る指標で、内包物や傷の程度によって6段階のグレードに分けられます。

カットは、輝きや煌めきを決定する要素となる指標です。

研磨状態や対称性などにより5段階でランク付けされます。

これら4つの指標がダイヤモンドの価値を決定する要素で、評価が高いほど高額になります。

ダイヤモンドは白色だけじゃないんです!色人気ランキングは?

年代を問わず人気が高い宝石の一つであるダイヤモンドですが、実は白以外の色も非常に人気が高いものです。

そんなカラーダイヤモンドには、実に色々な種類が存在しています。

人気ランキングでは時期によって多少の変動はあるものの、上位に食い込むカラーは大抵決まっています。

代表格としては、ブルー・イエロー・そしてブラックダイヤモンドが挙げられます。

そのどれもが非常に美しく、白とは少し違った魅力を持っています。

それぞれのカラーで持つ意味合いも異なってきますので、それによって宝石を選ぶというのも素敵です。

最近ではピンクやレッド、グレーなどと言った珍しい色合いのダイヤモンドもジュエリーとして販売されています。

ご自分にぴったりのものを身につけると、運気だけでなく気分も上がりより素敵な毎日を過ごせるようになることでしょう。

オススメなダイヤモンドのカット種類まとめ

ダイヤモンドのカットには何種類もありますが、代表的なものと言えば、ラウンドブリリアントカットでしょう。

上から見るとラウンド型で、横から見ると三角形に台形がくっついた形をしています。

唯一ダイヤモンドの鑑定で評価基準が決められていますので、ダイヤモンドの鑑定書が必要ならば、これしか選べません。

マーキスカットは両端が尖った細長い形をしています。

表面積が大きいために実際のカラット数より大きく見えます。

ペアシェイプ(ティアドロップ)カットは半分はマーキスで半分がラウンドの形をしており、涙のようなシルエットをしています。

指輪にすると指が細長く見えます。

上から見ると角を落としたスクエア型に見えるエメラルドカットは、平面が広いためダイヤモンドが大きく見えますが、良質のダイヤモンドでないと欠点が目立ってしまう恐れがあります。

【再確認】ダイヤモンドの”カラット”の意味って?

ダイヤモンドを比較する際に気になるのは、カラットの違いではないでしょうか。

カラットはダイヤモンドの価値を決める基準となる一つですが、しっかり意味を理解している人はそう多くはありません。

カラットに関してサイズだと考えている人が多いですが、実際には大きさではなく重さを表す単位です。

1カラットは0.2グラムで計算しており、当然ながら重さが増すことに比例して石のサイズも大きくなっていきます。

だからこそサイズを意味するものだと考えがちですか、重さだということは頭においておきましょう。

カラットが大きくなり重たくなると当然サイズアップにもなるので、希少価値も高まり、購入時には注目するべき単位となっていることは確かです。

ダイヤモンドのエタニティリングにおすすめブランド一覧

指輪にも色々なデザイン画ありますが、最近特に注目されているものにエタニティリングがあります。

これは、永遠を意味しており、カットも形も同じダイヤモンドがリング全周に散りばめられています。

ダイヤは耐久性にも優れており、長く美しい輝きを持ち続けてくれます。

婚約指輪として人気の立爪タイプよりも普段使いしやすいこともあり、最近は婚約指輪としても選ばれることが増えてきました。

エタニティリングを選ぶときは、ブランドにもこだわりたいところです。

お勧めのブランドでは、ブルガリやティファニー、カルチエなどの有名ブランドがあげられます。

高品質で手頃な価格のダイヤモンドを提供している銀座ダイヤモンドシライシも人気があります。

【ダイヤモンド】大きさ&カラット比較表

ダイヤモンドは耐久性に優れており、割れにくく傷が付きにくいので宝石の中でも定着した人気があります。

結婚を予定している人は大きめのダイヤモンドが入っている、エンゲージリングがおすすめです。

インターネットのWEB上では大きさ&カラット比較表を確認することが出来るので、専門店に行く前にチェックをしておくと良いでしょう。

地元で評判の高い専門店では、豊富な知識や経験を持ったスタッフが担当するので、大きさ&カラット比較表の説明をしてくれるので安心です。

透明度が高くカラットの大きい商品を選んでおくと、美しく輝くので華やかな席に出席をする時に着用出来ます。

事前に大体の予算を決めておくと、希望に合ったダイヤモンドリングを購入出来るので安心です。

理想的な輝き!ダイヤモンド基礎知識 – ラウンドブリリアントカット編

ダイヤモンドはカットし磨くことにより輝き、価値が生まれ品質をアップさせることができる存在です。

カットと一口に行っても様々な方法がありますが、その中でも人気となっているのがラウンドブリリアントカットではないでしょうか。

ラウンドブリリアントカットは、スタンダードなスタイルの一つでありダイヤモンドといった多くの人がイメージするカットスタイルとなっています。

中央部分を丸くカットして、中央から放射状にカットされているメジャーなダイヤ形であり、宝石の多くはラウンドブリリアントカットです。

細かくなっているのも特徴であり、ダイヤモンドの本来の美しさをより際立たせることができたり、あらゆる装飾品にもぴったりの方法です。

【ダイヤモンド】違いは?ブリリアントカットとラウンドブリリアントカット

ダイヤモンドにはブリリアントカットとラウンドブリリアントカットがあります。

ブリリアントカットはダイヤモンドの反射や屈折率を数学的に考慮して作られたカット技法です。

それぞれの面や角度などを計算して美しく輝くように加工します。

ちなみにブリリアントカットはいくつか種類がありますが、すべてのものは58面体で構成されています。

ラウンドブリリアントカットはダイヤモンドの中央から放射状にカットする技法のことです。

大きな違いは外周が長方形のファセットで段々になっている部分です。

そのため透明感のある仕上がりを実現します。

宝石アイテムの中でも最も人気のある定番のカット技法です。

職人によりカット技術にランクが付けられていて価値なども違います。

透明感!ダイヤモンド基礎知識 – エメラルドカット編

エメラルドカットのダイヤモンドは、他のカットよりも面が広く原石の透明感を引き立てるため、品質の良い原石にしか施すことのできない希少価値の高いダイヤモンドです。

昔の貴族の間では、王妃に贈られるダイヤモンドカットとして好まれたと伝えられています。

長方形ですが破損防止のため角を削り取った8角形のデザインで正方形にカットするアッシャーカットと似ていますが、正面から見ると吸い込まれるような透明感を持っていることがエメラルドカットの特徴です。

シンプルかつアールデコ調のクラシカルな印象があるため和服にも合わせられることから幅広い層に人気で、最近では婚約指輪にエメラルドカットのダイヤモンドを選ぶカップルも増えています。