ダイヤモンドにおける分子量とは?人気宝石の豆知識

ダイヤモンドは化学的に説明すると黒鉛と一緒で、材料は同じ純粋な炭素からできています。

炭素に高圧と高温をかけて出来上がるので、ダイヤモンドは同素体になります。

そのため何でできているのかを示す化学式ではCと表記します。

また構造としては炭素原子が規則正しく並んでいて同じ距離で結合してできているため、等方性の結晶になります。

分子量は炭素と同じ1モルあたり12gになるので、ダイヤモンドが1カラットあると仮定すると1カラットは0.2gになるのでモルに換算するとおよそ0.017モル、分子量を計算すると1モルあたりアボガドロ数個の分子が存在するので、0.017×6.0×10^23個の炭素原子が含まれているという計算になります。