ダイヤモンドの作り方<天然編>

ダイヤモンドは天然で採掘されることが知られていますが、作り方について知っている人は限られると思われます。

天然のダイヤモンドは、マントルを起源とする火成岩のキンバーライトに含まれ、キンバーライトの貫入と共にマントルの高温、高圧状態の中で生まれます。

ダイヤモンドの素材の炭素が地表近くまで移動した結果、天然鉱石として発掘されるようになっています。

天然ダイヤモンド誕生のポイントは、高温かつ高圧の状態で一気に地表に移動することです。

その結果炭素にグラファイトへの相転移が起こらず、ダイヤモンドの形で地表に残ったと考えられます。

いずれにしても高温と高圧が作り方の鍵を握っており、人工的な合成製造技術も同様の作り方で確立されています。