ローズカットとブリリアンカットは、どちらも代表的なダイヤモンドの美しいデザインです。
二つの大きな違いは、まず、その形にあります。
ローズカットは、16世紀にオランダで開発されたもので、底が平らなドーム型をしていて、三角形を組み合わせた24面でできています。
バラのつぼみを彷彿させる形からこの名が付きました。
ブリリアンカットはローズカットをもとに開発されたもので、底面のとがった58面体でできていて、最も効率よく輝くように反射や屈折などを計算しつくされて出来上がりました。
そのため、ローズカットには自然光やろうそくの光で優しく輝くという特徴があり、ブリリアンカットには究極ともいえる明るい華やかなきらめきという特徴があります。