ダイヤモンドの「原石」と「ルース」の違い

ダイヤモンドには「原石」と「ルース」という2つの状態があります。

「原石」は採掘された時の状態でダイヤモンドの結晶が石の中に存在しています。

そして「ルース」はその原石から、ダイヤモンドの結晶を削り出した状態で裸石をとも呼ばれます。

「ルース」にするためには、余計な石を取り除くだけでなく、美しい輝きを持たせるためにダイヤモンドの結晶もある程度は削って形を整えていかなければいけません。

「ルース」の大きさは「原石」だったときの4割程度です。

その作業を行う職人は、以下に研磨を少なくできるかという技量が問われます。

また大きい「ルース」を作り出すためには、「原石」の大きさもそれなりに大きくなければいけませんから、価格は大きさに比例します。